『ポケットモンスター スカーレット』道中記④
ひたすら杭を抜きまくっていました。
災厄ポケモンら、捕獲がむずかった…!瀕死にしてもなかなかボールに収まってくれず苦労。
彼らのデザインみんなすごくいい。古代中華ベースの名前と容姿がもうあきらかに異質で、持ち込まれた種であることが明らかで。妖しくて怖くてかっこいい。
ほかのポケモンは食べ物シリーズで命名していたので、災厄たちは食器シリーズ。おはし・れんげ・ふぉーく・ちゃわんです。
あと、こういう「いにしえの宝を解き放つ」という、宝探しのサブで行われるもう一つの宝探しが、外来のすごい災厄であること・それが物語上意味がないことがなんか、やたら好きです。
私たちの青春に無関係なところにあって、だけどそれで遊べる感じというのかな……。
レホール先生、全然こういう悪役いるでしょって感じで面白い。「いやそれ何させてんだよ!?www」ってなったもん。大好き。報告したら普通にメッチャ喜んでて余計よかった。
授業も全部受けました!
ゲームでも数学がわからなくて成績が怪しくなるとは…。
作中の設定やゲームシステムをわかりやすく教えてくれるので、初心者としてすごくありがたいし楽しかった。
先生の人となりもみんな魅力的でね。
先述のレホール先生もいいし、校長はもう……ウチら仲間じゃんだし、セイジ先生は物腰がいいし、ハッサク先生はポケモンの趣味が合う。
セイジ先生は個人のエピソードもすこぶる良かったですね。喋らないパモとのやつ。言語学のセイジ先生にその話なのもいいし、彼の話はずっと「コミュニケーション」について軽やかに触れててうれしい。
あと授業ではないんだけど、ミモザ先生まわりがすごく好きでした。
生徒の宝探しを見てて、なんか私ももういっちょやってみてもいいな……って資格取得をがんばるという、すごく等身大でありつつ素敵な変化に心底応援していました。キハダ先生がミモザ先生にあこがれてるのもうれしかった。
しっかしミモザ先生、キャラデザがめちゃくちゃかわいいな。
それから、スターダスト★ストリートとか学校をうろうろしてて強く感じるんですが、「ここはすごくいいところなんだけど、その良さってただそこにあったわけではなくて、いろんな人の行動や変化や工夫によって成り立っているものなんだ」と感じられるところが好きです。
そもそも学校というところがただ人が集まっただけでは良いものになりえない、誰もがそのままで楽しいわけではない、みたいな面があるよねっていう。「教師をガラッと全員変えるくらいしないと学校の体質って変わらなくない?」っていうのもそれは……バッサリすぎだろとは思いつつ、マジでそうではあるから。
プレイヤーはみんなそれぞれの学校への個人的な体験があると思うので、そこを阻害しない手触りだな、と思う。
そのへんはさておいて今の学校としての楽しさだけ満喫したって全然いいわけで。
ネモ、ペパー、ボタンと仲良くなり、お部屋に呼んでもらえたのもよかったなー。旅で仲良くなった友達の部屋に呼ばれる、ってなんかやたらうれしい。信頼を感じる。
パラドックスポケモンも捕まえ中!
かっこいいトドロクツキもようやく入手。偶然タイマーボールで捕獲したら、出たり帰ったりするときに時計のエフェクトが出てくることに気づいた。それがめっちゃ似合っててかっこよくって…。
ボールでここのエフェクト変わるんだなあ。
他のパラドックスたちも持ってるけど、タイマーボールにしておけばよかった…!
もう一匹のコライドンも、校長からもらったマスターボールで捕まえてみました。相棒のほうのコライドンを「おせち」と勝手に名付けているので、こいつは「おぞうに」です。
性格欄に「物音に敏感」の表記がついていて、わりとこう…刺激が不得手なタイプなのでは、と考えてました。この表記が私のところのだけかはわからないけど。
未知の環境に適応しきれず、刺激への防衛として、ああいう感じになっているところもあったりするんじゃないか。
ともあれ、どのみちこっちの時代で生きるほかないのなら、二匹のコライドンにはそれぞれ少しでも楽しく暮らしてほしい。