『パラノマサイト FILE38 伊勢人魚物語』やった
パラノマ伊勢、やった! 面白かった……!
以下思い切りネタバレ感想。
2025夏の読んだものetc
ゲームとか漫画とか小説の感想
『スーパーダンガンロンパ2』
だいぶ忘れてたので安かった時に買ってた。
やっぱ背景とか音楽とか設定の作りが無二で楽しい。
前作ではぜんぜん「才能」ってフレーバーだったと思うんだけど、それを主題付近まで持ってきてたのが面白かった。それによって主人公になりたい、自信を持ちたい…みたいな話を日向や狛枝なんかがやれてて、だから意外とすごくちゃんと思春期してる話だと思う。そこがいい。
なんやかんや日向のイビツさが好きかもしれない。人間性の空虚さと物語上の設定とプレイヤーが操作するキャラとしての行動力が束ねられたとき、一致するようではみ出るイビツさが無二の個性になってる。
あとなんか西園寺好きなんだよなーって思ってたけど ファザコンだからか?
『十三機兵防衛圏』
絶対わかりにくいはずなのになんで置いてけぼり感がないんだろう?
画面のきれいさとかSF青春の楽しさとかもあるんだけど、一番そこに驚いている。すごい入り組んでる話なのに、やってて迷子にならなかった。わからない部分ももちろんあるんだけど、やってて塞がれる感じがないというか。
究明編のおかげかな…。なんかずっとそこが嬉しかった。
南ちゃんと三浦くんのカップルがマジでかわいくて好き。三浦くんのが年下っぽい感じでナツノさん呼びなのもよい。BJもかわいい。
恵ちゃん、緒方もよかった。恵ちゃんとしっぽはまあ あんなん 好きだしな 最後のしっぽの述懐がな
『ひゃくえむ。』
絵柄が好き。小宮がすごくいいなーと思っていた。
仁神さんもけっこう好きだな。こういうキャラで親との確執描写をバッサリ省いてるのが独特。取捨選択の結果もあるだろうけど、他のも読んだ感じ、作者があんまり家族を描くことに興味がない気がする。
映画よさそうなので気になる。
『QJKJQ』
佐藤究の(名義での)初期作。とにかく今の筆力みたいなものがすごすぎるので、相対的にまだそこまでじゃなく感じた。今はもっと、圧倒的な力でどんな世界にも連れて行ってしまうような文章だ。それよりはだいぶ正気に戻れてしまう気がする。終盤とか。
でも父娘描写は全体的に好きで…助かったな…。さらっと描写してた、幼少期に父のスーツの並ぶクローゼットでかくれんぼしてた描写と、地下のミイラに触って隣で寝るところが特によかった。
中でも出てきてたけどラカンのイメージなんだろうかというのも思った
『夏休みルーム』
第一作飛ばして読んでることに後から気づいた。単品でも読めたけど、主人公周りは第一作から読んだほうがいい(当たり前)。
はやみねかおるって今も児童向けミステリー書いてるんだ!とうれしくなって手に取った。レイアウトがめっちゃ今っぽい。でも探偵と助手の造形だったりその応酬の感じはすごくはやみね節のままで、それもまたうれしい。
仕掛けの置き方、ヒントの仕込み方の堅さ、そのミステリーとしての王道さという、「古典的なミステリーのよさを今を生きる子供たちにお届けしたい」感がずっとあるのがよかった。
『雪が白いとき、かつその時に限り』
実のところトリックとか事件現場構造とかをあんまり把握できてないんだけど、それでも面白かった。五年前の被害者まわりの人間関係や心情が真に迫っていて「あるよなー…」と思って読んでて、クライマックスで出てくる犯人の動機がよくて。
そういうことで悩むこと自体はわからないんだけど、この人の語る「epiphany」の概念はすごくよくわかる。人から見ればどうであれ、そういう瞬間が訪れ、抗えず囚われるし、それをepiphanyとしか言いようがないという…それを書いてたところが一番好きだ。
あとこれ、cloverworksか京都アニメーションでアニメ化したらめちゃくちゃ人気出そうなのでしてほしい。
『爆発物処理班の遭遇したスピン』
また佐藤究。面白かったー……!
緻密な描写と身体感覚とイメージの響きあいに引きずり込まれる感覚がこの人の作品にはあって、小説を読む楽しさをいつも思い出させてくれる。
「ジェリーウォーカー」はザ・佐藤究って印象で、もちろん好き。「シヴィル・ライツ」も好き。凋落した現代のヤクザの閉塞感と肌感覚がいい、他にも現代ヤクザもの書いてほしいくらい。「九三式」も閉塞感なんだけど、そこに幻想が塗られて余計におぞましくてこれも素晴らしい。「くぎ」はラストがよかった。こういう穏やかで温かい感情の動きを、最低限の言葉で上品に描写するのがうまい人だと思う。そんでそういう終わりがこの本の最後なのもいい。大満足な短編集。
アイドルランドプリパラを見た
今更ながらアイドルランドプリパラを見た。
たまたま夢川兄妹のファンアートを見かけ、なぜ今!?と思ったらキンツアに出ていると聞き、そこからアイドルタイムのみんな好きだったなー!からの流れで発見した。
魂がオトナ帝国みたいになりそうでかなり見るの迷ってたけど、なんていうかちゃんと「今」をやってて、かといって変に大人に合わせすぎず、すごくよかった。
はじめ、らぁらがキャラってより作品の概念になっている感じがしてちょっと寂しいなーと思っていたけど、後半になってくるとそういう感じもなくて、あれは後から思うと狙ってやってる違和感だったのかもなと思った。あまりとの遭遇時の人外感とか、時間軸のズレとか。
それが普通に「今の友達」になっていく、そういうのが関係なくなるっていう流れを、今やるプリパラだからこそしてたんじゃないかなーと…。あの異物感もなんか…オタクとして…好きなやつ…。違反チケットで赤べこになっている姿もひさびさに見られてうれしいし。
マイドリの完全な姿をあんまりしっかり見られなかったのは残念。ただアイドルランドが「夢川ゆいが活動できていない」話なのはかなり納得してて、アイドルランドとアイドルタイムが表裏一体の物語だと思っているから、ファララみたいに今回ずっと眠る立場なのはわかる。未来の可能性を信じ切れる人が出てきてはいけない話って気がする。しゅうかが後半まで来れてないのもそういうことかなと思うし。エヴァーゴールドのライブをやっと見れたのかなり感慨深かったなーー……!
未来を夢見る話/過去の夢を受容する話で、あまりが過去を受容しきれた段階でゆいが出てくる(未来の話ができるようになる)のだと思う。
最終話EDがマイドリの『ピュア・ハート・カレンダー』だったのもその意味でもすっごくよくて、歌詞の「Yes! 今日がぜんぶ夢の続きだって思えるから」が……あまりちゃんが今日が過去の続きと言えるようになるまでのお話にぴったりで、この曲の持つフツーの生活の楽しさとワクワク感も相まってすごく感極まってしまった。てかこの曲よすぎるよ。
あと夢川兄妹かわいかったな…。心配して頑張るお兄ちゃんのショウゴいっぱい見れてよかった。お兄ちゃん私のこと心配してたんでしょぉ~?うるせーちげー!の会話はなんぼあってもいい。
WITHのライブ曲が『好きにしてIIZE』だったのもうれしい。WITHの曲は名曲ぞろいだけど、中でもトップタイでこれが好き。振付もいいよな~って見てた。
男プリは「女児向け作品に出てくる、男性だけの世界」なのでどこまでも女子の夢が入り続けてる歪さがあって、そこが他にない味で魅力だと思う。
男が男のために歌ってるんだけど、それがこういうアイドルソングにはならんだろ!なってる!みたいな。
マリオの存在って、そこを強みとして昇華しきっててすごくて。
そういう世界に現れる、ビジュアルの特徴は誰より男っぽくて曲もガレージロックでギターとバイクと銃を持ってて…ってキャラこそが唯一ホントに「女の子の描いた理想のキャラ」だった。っていう。
マリオのライブってマジで超~かっこよくて、かっこよければいいほどに、それがかつて中二の女の子が「絶対これが一番かっこいい」と夢中で考えた果てなのが染み入る。香田澄あまりさんのためだけのロックスター。
それが「自分が昔作った最強のイケメンが自分のことだけを好き」って状況になるのがすごいな。
世界をぶち壊す悪いイケメンが私にだけ優しい ←キャーと自意識との戦い
そのイケメンが中二の自分のオリキャラ ←自意識、恥、死
「俺はずっと好きだったぜ」ってセリフも、少年が少女に言うまっすぐな告白っぽさと、創作物が創造主に見せる健気さみたいなのと、昔の自分(マリオ)は今の自分(あまり)が自己嫌悪してたって自分を好きだよってエールと、なんとでも取れる。それでたぶん全部別に違わないんだろうな。
あまりとマリオは本当にどういう二者とも言えてそれだけじゃなくて、メーッチャいいんだよなーーー……
それまでだったらマリオって少女かマスコットかでデザインされてた造形だと思うんだけど、あまりと全然似てない少年だからこそこの関係のよさがある。あまりと一切似てないのにあまりだから面白いし、どこまで同一存在と捉えるかのグラデーションが楽しいし。バニー/ラビット、ハリケーン/トルネードとかの同一モチーフ使いもいい。このへんやっぱアドパラCDジャケの絵をみるたび「これ~~!」になってしまう。これだ。
あまりちゃん、よかったな……いい主人公だった。アイドルランドの話が懐古にならず、何年たっても今を生きる少女へのエールだと思えたのは彼女が主人公だったからだと思える。
造形的にもこういう主人公ってテレビでは出さなかっただろうし。
しゅうか回でギターを練習するシーンが特に好きだったな。人のために頑張れる人ではあるんだけど、自分のことは大嫌いだから、その嫌いのパワーが対マリオの攻撃性や反応しづらい自虐になっている…みたいな生っぽさが、プリパラのノリで悪辣すぎず伝わる。
あと私は飯田里穂の声が好きなので、あのまっすぐ澄んだ声がパワフルにキャラの印象を牽引してたのも好きだったし、何より飯田里穂のプリパラ楽曲聞けたのが嬉しかった。
『カオティックハリケーン』の足掻きを衝動として解放するような質感は本ッ当にいい…! ゆいのチクタクもそうだけど、主人公ソロが作品のアンセムみたいになっていると嬉しいオタクだから。
「もう叶えたい夢が心になくても ぶちかませカオスなハリケーン 白と黒の間でもがく イビツな世界を」のラストフレーズが特に、他のどのシリーズでもなくアイドルランドプリパラでしかない言葉でよかった。
歌唱時のコーデもかわいくて好き。アマリオンってふたりともロカビリー似合いそうな見た目でうれしい。黒とはっきりした色って組み合わせが似合うよね。
ノンシュガーおよび真中のんちゃんが結構重要な気づきをくれるポジだったのも超うれしかった。
そもそもプリパラで最初に「全く違うアイドル」を生み出したのは彼女だし、そのうえで全然違うモチベーションによるものだった差異もおもしろいし。
トライアングルはかなり好きなユニットだったので、のんちゃんが大事にしていてくれてるならうれしい。のんちゃんも夢中で三人の誕生日や好物設定を考えていたんだろうな…。
この回であまりが「ノンシュガーのみんなは何をしていてもかわいいなあ~」とか言ってたのそれな~でしかなかった。マジでノンシュガーって何しててもかわいい。
逆に、共通点ありすぎて同族嫌悪が出てたのがあろまやミーチルだったのも納得度が高く…。
もうそういうノリ見たくない、の中に「そういうノリを一緒に貫ける友達が当時いたらなー」があるんだろうなと思って見ていた。みちるミーチル回大好きだったので、いろいろあまりマリオと並べて考えたくなってしまう。
ガァルルもその意味で面白くて、アイドルに挫折した女の子の心から生まれてるので……そういう意味では、夢そのものなマリオにはけっこう思うところあったんだろうな。というか「すべてを『どうでもよくさせる』」ってのがそのまま挫折させる力なのか。
でもガァルルがなんか寄り添いヨシヨシし過ぎてても違うよなと思うのでバランスよかった。なんか……マリオに関しては孤独ってより半身を欠いて渇望している感じだと思っている。
もし一年クールあったら、マリオってダークナイトメアに加入する作劇になってそうだな~と思った。でも音楽の方向性どっちもブレてほしくはないからな…。それかマスコットとして復活してあまりのマネージャーになるか。
あまりマリオポォロロという超ごちゃ混ぜユニットも良いな。アマリオォロン。オタクとしてはこれが見たいんだけど、どう考えてもポォロロがあり得ない曲調になっている。
ポォロロ、キャラデザがマジでかわいすぎるし声もかわいいし(林鼓子好き)、この子もまだもっと見たいよ~。せめて『0-week-old』歌ってほしいよ。
あまりのソロ曲ももう一曲ほど聞きたいしな…本編後の彼女がどういう曲歌うかが気になる。ギター弾いてるスタイルだったら泣く。
あーでもダークナイトメアVSドレシも見たいんだよなー。レオナと男プリってフックもまだなんかできそうだし、シオンの絶対生命~と一連でライブ見たいし。ウシミツ回でそういうのが発生してほしい。
ダークナイトメアは初めて見たけどキャラいいしテンションもよかったから、中心回も観たかった。プリパラ外のリアルでの話とかが欲しい。
最終回でコヨイとシンヤが延々殴り合うカットがふわりのライブに重なってるやつ、プリパラだ…と心底思えて好きだった。
あのシーン、男プリっぽさとコヨイのキャラの伝わり方もいいし(WITHで一番『変』なのは絶対にコヨイ)、なんか緑風ふわりさんのこういう「勝手に進む周囲の中で、勝手にやってる」感が私はすごい好きなんだったな……。と改めて思った。
ひびきとのゴタゴタで一回よし私は好きにやるぞと決めて以降の、マジで好きに動いている感じ、別にいい子にも収まらずそこそこ言う感じがいい。
そんで『究極合神アマリオン -破滅と創造の狂想曲-』ね。良い。すべてが。アマリオンの合体が変なのも好きだ。黒歴史コミコミの自分なんてものは綺麗じゃないから、かっこよくないのがいいと思う。
声の相性いいから曲の重なりや掛け合いも楽しい。二番の追いかけあう感じのとこ大好き。この二人がこうなって歌う曲が、ガッツリ掛け合って重なる曲なのもいい~。
あと何度聞いても一番の「一生やってろ」「目障りダサすぎだろ」はシンプルに口悪くて笑ってしまう。
ダサいが悪口で出てくるのもかなりあまりっぽくて良い。漆黒の翼!を言うのがそっちなのも良いし。
マリオの歌声もずっといいんだよなー。本編のもよかったしこっちの別ソロもすごくよかった。
これ、プリパラでこういう、誰かひとりのほうだけを向いた歌詞って初めて見た気がしてビビった。
プリパラの歌詞って基本的に「私(たち)はこういう人間だ、こう思っててこう決める」っていう宣言的な歌詞か、「いま一緒に歌ってる仲間のことをこう思ってるよ」っていう隣の友達との歌詞という印象。なのでキミ/あなたと歌うときも、広い範囲でみんなに言っているか、一緒に歌ってる子に言っている。
これはでも、あまりにしか話しかけてない…! 間奏明けもまんまそう言っている。
「今夜弾丸みたいにオマエを連れ去るぜ まだ眠る時間じゃねぇ 踊り足りねぇ ベイベー」って多分、あまりが中学のころマリオの設定をノートに書いてたら夢中で徹夜しちゃったってエピソードのことだと思うし。
そんでそれをプリパラ空間内から出れず一人で夜を過ごす存在のマリオが歌ってるわけで、でもそういう時間空間の壁を飛び越えて「マリオとあまりが過ごした楽しい夜」があるっていうことだと思っていて、だから寂しい歌だとは思わなくて……と考えると堪らない気持ちになってくる。
今年はアイカツとのコラボ映画もあるみたいだし、新曲とかまたあるのかなー。そもそもきっかけのキンツアもかなり見たいが…。
マリオいてくれるんだ!?とWITHの衣装なに!?がある。ゆいちゃん見てくれ、兄の絶対領域を……。
アニメいろいろ今期
『メダリスト』のアニメを何話か貯めてて見てた。加護家の話をある程度いのりさんの話が終わってからやる構成がすごく「映像の速度ならでは」って感じがして、おもしろかった。
原作はわりとハッキリ司さんの現状を出しつつ、ダブル主人公としてずっと平行に進めているんだけど、アニメではまず司先生はカメラを持つ人のようになってて、視聴者のガイドみたいにいのりさんの物語を見守ってて。で、そのいのりさんの物語が一回きれいに片付いてから、じゃあこの視点人物である司先生ってどういう人なの?ってなるわけで。
映像っておそらく物語の平行にあんま向いてない。読み手にゆだねる部分が少なく、物語の進行を映像自体がガンガン決めてこっちに流し込んでくる媒体なので。いやいま私どこにいるんだよとなりやすい気がする(逆に言えば、そうなってても進めてしまえるのが強みでもある)
だから映像だとそういう順番が見やすいんだろうなー、というのが何となく自分でわかったのがよかったな。
メダリストとにかく原作の精度が凄まじいからアニメのハードル高いと思うんだけど、スケートパートとかアニメならではのアプローチを色々やりにきてる感じがあって好きだ。
『悪役令嬢転生おじさん』も漫画を途中まで読みつつアニメを見て、これもとにかく見やすく感じがよく、一発ネタにならずにむしろ娘サイドが始まって余計おもしろくなり、良かった。
全員成人している仲のいい家族が、一個のゲームを熱中してやっている、という『光のお父さん』みたいな構図になっているところが好き。もうなんか人の親子仲がいいということだけでちょっと感動できるみたいな心ある。
あとクラシカルなキャラデザがかわいい。でっかいみつあみやでっかい縦ロールから得られる栄養素があるんだよ。
私はアンナにはぜひともランベールくんルートでtrueEDに行ってほしい。ここめっちゃ可愛いと思うんだよな…。乙女ゲームのキャラとしてもランベールルート絶対楽しい。リュカルートもなんやかんやすごい良い気がする…。意外とこういうキャラのルートで刺さると抜けないんですよねこういうのはさ…!
『チ。』はprime videoにないからアニメは一旦見ないでいいかなー、と思っていたけど、ヨルシカの「へび」をたまたま聴いたらすさまじくいい曲で驚いて、ちょうどAbemaにも来てたし見始めた。
この「へび」本当にいい曲で……というかすごい好きな曲で、雷に打たれている。
蛇というモチーフで曲を書くときに、春の目覚めで漢詩から持ってくるのも趣味いいなーってなるし、「舌は二つ まぶたは眠らず」も禁忌の学問を秘めて続けてる作品を端的に表してていいし、でもいいと思ったのはそれ以上にサビの音全部で。暖かく孤独で安らいで満たされないあの感じ、音の全部が春そのものでヒャ~ッハッハッ……みたいになる。
「アポリア」のほうもいい曲でどっちかっていうとこっちはスルメみのある好きさ。「この夢があの日に読んだ本の続きだったらいい」ってフレーズが良い。2章とか本書く話でもあるし。
2章は一番青春というか、この三人にとって人生で最も自由で美しかった時代がここになったのだとわかるからこその余韻があって好きなんですが、故にヨレンタさんが……ヨレンタさんがさ…………になるな……。だからこそヨレンタさんがオクジーの本を知るところが好きなんですが……。登場人物だとオクジーがかなり好きなので、ここ二人の文字習得教室するシーンめちゃくちゃ見たかった。3章は絶対映像だと辛さがヤバそうなだけに気になる。
このへんどれも原作見てからアニメ見てて、ドラマにしろ映画にしろ、漫画や文章だったものが映像媒体になったときに見比べるのは、それぞれの媒体でしかできないことがはっきり分かって面白い。と感じる。
いろいろな要素があるけど、やっぱり速度にそれを感じることが多い。あとは「ああーここそういうテンションなんだ」って演技見て思うやつとか。
ということを考えながら、中禅寺先生~の木場修太郎に声が付き動くことを考え、私は……………
20240912いろいろ見たメモ
ここ最近いろいろな漫画とアニメを見たり読んだりしたので覚え書き。
続きを読む『ポケットモンスター スカーレット』道中記④
ひたすら杭を抜きまくっていました。
災厄ポケモンら、捕獲がむずかった…!瀕死にしてもなかなかボールに収まってくれず苦労。
彼らのデザインみんなすごくいい。古代中華ベースの名前と容姿がもうあきらかに異質で、持ち込まれた種であることが明らかで。妖しくて怖くてかっこいい。
ほかのポケモンは食べ物シリーズで命名していたので、災厄たちは食器シリーズ。おはし・れんげ・ふぉーく・ちゃわんです。

あと、こういう「いにしえの宝を解き放つ」という、宝探しのサブで行われるもう一つの宝探しが、外来のすごい災厄であること・それが物語上意味がないことがなんか、やたら好きです。
私たちの青春に無関係なところにあって、だけどそれで遊べる感じというのかな……。
レホール先生、全然こういう悪役いるでしょって感じで面白い。「いやそれ何させてんだよ!?www」ってなったもん。大好き。報告したら普通にメッチャ喜んでて余計よかった。
授業も全部受けました!
ゲームでも数学がわからなくて成績が怪しくなるとは…。
作中の設定やゲームシステムをわかりやすく教えてくれるので、初心者としてすごくありがたいし楽しかった。
先生の人となりもみんな魅力的でね。
先述のレホール先生もいいし、校長はもう……ウチら仲間じゃんだし、セイジ先生は物腰がいいし、ハッサク先生はポケモンの趣味が合う。
セイジ先生は個人のエピソードもすこぶる良かったですね。喋らないパモとのやつ。言語学のセイジ先生にその話なのもいいし、彼の話はずっと「コミュニケーション」について軽やかに触れててうれしい。
あと授業ではないんだけど、ミモザ先生まわりがすごく好きでした。
生徒の宝探しを見てて、なんか私ももういっちょやってみてもいいな……って資格取得をがんばるという、すごく等身大でありつつ素敵な変化に心底応援していました。キハダ先生がミモザ先生にあこがれてるのもうれしかった。
しっかしミモザ先生、キャラデザがめちゃくちゃかわいいな。

それから、スターダスト★ストリートとか学校をうろうろしてて強く感じるんですが、「ここはすごくいいところなんだけど、その良さってただそこにあったわけではなくて、いろんな人の行動や変化や工夫によって成り立っているものなんだ」と感じられるところが好きです。
そもそも学校というところがただ人が集まっただけでは良いものになりえない、誰もがそのままで楽しいわけではない、みたいな面があるよねっていう。「教師をガラッと全員変えるくらいしないと学校の体質って変わらなくない?」っていうのもそれは……バッサリすぎだろとは思いつつ、マジでそうではあるから。
プレイヤーはみんなそれぞれの学校への個人的な体験があると思うので、そこを阻害しない手触りだな、と思う。
そのへんはさておいて今の学校としての楽しさだけ満喫したって全然いいわけで。
ネモ、ペパー、ボタンと仲良くなり、お部屋に呼んでもらえたのもよかったなー。旅で仲良くなった友達の部屋に呼ばれる、ってなんかやたらうれしい。信頼を感じる。

パラドックスポケモンも捕まえ中!
かっこいいトドロクツキもようやく入手。偶然タイマーボールで捕獲したら、出たり帰ったりするときに時計のエフェクトが出てくることに気づいた。それがめっちゃ似合っててかっこよくって…。
ボールでここのエフェクト変わるんだなあ。
他のパラドックスたちも持ってるけど、タイマーボールにしておけばよかった…!
もう一匹のコライドンも、校長からもらったマスターボールで捕まえてみました。相棒のほうのコライドンを「おせち」と勝手に名付けているので、こいつは「おぞうに」です。
性格欄に「物音に敏感」の表記がついていて、わりとこう…刺激が不得手なタイプなのでは、と考えてました。この表記が私のところのだけかはわからないけど。
未知の環境に適応しきれず、刺激への防衛として、ああいう感じになっているところもあったりするんじゃないか。
ともあれ、どのみちこっちの時代で生きるほかないのなら、二匹のコライドンにはそれぞれ少しでも楽しく暮らしてほしい。
