jidoutekina

感想はすべてネタバレ無双

TRPGいろいろシステムだらだら

数年ほどTRPGを高頻度で遊ぶようになって、いろんなシステムをやったので、振り返るやつ。どれも楽しかった。

ダブルクロス(3rd)
最初にやって一番やってる。
舞台としてのやりやすさをすごく感じていて、いろいろやれるというのもそうなんだけど、「現代日本」で「その世界のプロアマどっちのキャラもやれる」のが大きいかもしれない。
ファンタジーの素養があまりないので、現代日本はそれだけでやりやすい。日常の裏側で様々な異変があって、超能力があって、それに立ち向かえる…という構造、基本シナリオ想定がジュブナイルだったりとか…そのあたりが好きです。
だから王道シナリオをやると「あ~これこれ~」ってなれてかなり脳にいい感じある。定期的にやりたい。
戦闘システムはやりすぎちゃって客観的にどうこうの印象がない。ただ自由に組み込める要素が多い感じがあって、それは楽しい。イージーエフェクトとか、エンブレムとか、そういうちょこちょこキャラメイクにあると嬉しいやつがたくさんあって、そこも好き。
好きなシンドロームは…なんだろう。キュマイラかな……。「ハンティングスタイル」がやたら好きなエフェクトだし。最初にやったから思い入れが強いのもあるかも。
よく使っているのはオルクスだと思う。

シノビガミ
サイコロフィクションのシリーズはたしかこれしかやってないかな? 面白かったからインセインとかも気になってる。
これも話の型で色々できていいなと思っていて、あとはプライズの存在がやりやすいなと感じた。
特殊な何かの争奪、その秘密、という物語構造は普遍的で楽しい。
あとは感情を持っていると情報が共有されるという設定がなんか好きで、秘密を抱えた忍びが、だからこそなのかもしれないけど、共感であっけなくそんなことになってしまうのが面白い。
秘密については正直全然うまく頭使えてない感じはあるけど、驚かせたい気持ちがあんまなくて、察されても別にいいしな~と気楽にやっている。基本すぐバラしたくなっちゃうんだよなー。考えようと思うと無数に考えられるシステムだから、意図的に考えないといけない箇所を減らすのが、自分みたいなタイプには大事な気がする。
戦闘はプロットが面白い!し、難しい。使ってみて面白かった忍法は「誘導」と「天狗」かな……。誘導のフィールド変更楽しい。
流派は、データ的に使ってて楽しいのは斜歯忍軍の系列かなあ。まだ使ったことがないのが隠忍と比良坂で、ここはどっちもロール楽しそうで気になる。長耳と常夜のフレーバー好き。

トーキョーN◎VA
最近ぜんぜんやれてないけど、のびのびやれる世界観で好き。
アウトローっぽいキャラクターを露悪的でなくやれるのがいい。この露悪的にならない感じって意外と難しい気がする。
スタイルを三面で表すシステムは大好きで、他のやつでも「こいつはこれだよなー」とか言いたくなる。シャドウとキーがあるのがまたいい。
あと、情報がキーワードで広がる形なのも好き。これは周囲でも好きな人多い印象だし、分かりやすさと楽しさがあっていいよね。
好きなスタイルはタタラ・ハイランダー・マネキン・マヤカシ!基本このどれかを備えた人物像が好きともいう。
カードを使った判定も楽しい。オフラインで遊んだことないけど、このへん「オフっぽさ」あるのもワクワクするし。
データ組みはめちゃくちゃ難しく感じる!まったくわからん。でもアイテムがいっぱい付けられるのは楽しい。フレーバーテキストもアガるし、それだけでぐっと世界観の理解が進んで、文化史が感じ取れるのが嬉しい。

・銀剣のステラナイツ
イチャイチャできていいよねーこれ。親しい人とキャーキャーやるのが楽しい!ってやつで、実際楽しかった。またやりたい。
世界観がファンタジックなのがちょっと難しいんだけど、ある程度自由にいける感じだし。片方が武器になるコンビ、いいしな…。
戦闘システムの六面フィールドでやるやつが面白かった記憶がある。あとルルブデータそのままでいけるのもありがたい。

・獸ノ森
周りから合いそうとたびたび言ってもらってて、やってみたら実際かなり「自分に合う」世界観のやつで。すごい好き。
神秘があって、その上でプレイヤーキャラクターがあくまで卑小で、それでいて欲望に満ちた存在だというのがいい。
ネガティブな意味でない、ありふれたニュアンスで、そういうのをやれるというのが……自分にとってかなり魅力的に感じる。
貌しかり動機しかり、キャラメイクの根幹がその人の思想・思考なのも好き。
判定もすごい楽しい!やろうと思うとフィーバータイムみたいになったり、そこで大損したり、賭け感が強い。あれは独特の楽しさ。
制作系の行動はみんなでわいわい作っている感覚でやれて、それも楽しかったな。前にしたときはロール多めでしてもらったけど、ああいうのはRP少なくても絶対楽しい。またやりたい…!

・永い後日談のネクロニカ
TRPGをよくやるようになるよりずいぶん昔に、なぜかネクロニカのルルブだけを買って寝かせていた。
たぶん動画かなんかで見たんだと思うけど……当時はやる相手が一切いなかったので、ルルブ見て楽しんでいた。
荒廃した世界の旅、被造物の少女と創造主の父(父とは限らない)、死体操作能力、はじめから失われたものたち……と、ときめく要素ばかりで…。
遊べたときは超嬉しかったな~。
戦闘も楽しかった!コスト=行動値=再行動までの間隔と関わってくるのとか、マニューバを組み合わせたり壊したり…難しいんだけど、実際やってみると文面以上に見た目で理解できることもあって、すごく面白かった。
前に遊んだとき使ったやつだと「背徳の悦び」と「捕食者」使うの楽しかった。別のクラスやポジションでも遊んでみたい。

インセインとかケダモノオペラも気になるし、一回しかしてないネクロニカやけもりももっとやりたいな~。
書いていたらウオオッとなってきた。